本日は国内のリテール向けアパレル物流について、2回予定で考察する。
筆者出張中の為、十分な資料をご提供できないことをここにお詫び申し上げる。
欲(よく)は、動物・ヒトが、それを満たすために何らかの行動・手段を取りたいと思わせ、それが満たされたときには快を感じる感覚のことである。欲望・欲求等ともいう。生理的(本能的)なレベルのものから、社会的・愛他的な高次なものまで含まれる。心の働きや行動を決定する際に重要な役割をもつと考えられている。 wikipedia より抜粋
この感覚が水際のアパレル物流とどう関係していくのだろうか?
適応機制という言葉がある。欲(欲求)が発生した際に、解消、解決に向かう現象の一つで、
大きく5つの括りで表現される。合理的機制・防衛機制・代償機制・逃避機制・攻撃機制である。
SPAの最後の砦とも言われるエンドユーザ向けDC/TCには、この要素が盛り込まれ、日々適応規制が起こり、新たなビジネスが生まれ続けている。一過性であることが多く、派遣問題にも直結しているグレーシナジーなのである。
FR社が公言したファーストアパレルは今や時代の代名詞であるが、これが指し示す新の意味は、誰にも真似のできないリードタイム(生産工程)+QR(売れる商品が売れる店にある)+クオリティ(価格満足比)にある。つまり、ファーストアパレルはFirst Aparrelではなくファーストフードと同じFast Aparrelなのである。入用なときに必要なものを価格に見合った見栄え・性能で使い切る為に存在する高回転のアパレル商材群がこれにあたる。ファーストフードと同義である。
競合他社に限らずとも、この仕組みをヒントにQRの一大WAVEが起きた。しかしながら、工場生産も含め常に高回転型のアパレル物流を継続・維持することは極めて困難なことである。
バリエーションの豊富(小ロット多品種)によるヒューマンエラー(発注漏れ・進捗管理漏れ)もさることながら、QRは市場次第だからである。来月売れると目論んだ戦略が市場では来月まで待ってくれる保障はどこにもないのである。このギャップが機会損失につながり、在庫過多を誘発し、ブランディング戦略を濁らすとアパレルメーカーの多くは考えている。OEMビジネスでは商社が工場生産を急ぎ、FWDはbookingを最適化し、場合によってはHDSを駆使してドレージまで漕ぎ着ける。
つまり、この商流にかかわる全ての業者が何が何でも販売店店着X-DAYに間に合わせるため、尽力するのが水際の攻防なのである。
【次回は、各社の思惑と適応機制の相関関係から、アップする予定です。】

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